春 (桜と新緑)
川沿いには見事な桜(4月中旬頃)
そのうち山桜のピンクと若葉色(4月下旬)
森は小鳥が賑やかに歌います。
静かな森には、カップルや老夫婦・写真家、
野鳥観察や絵やヨガしたりオカリナ吹いたり…
4月
★ 川沿いの桜が咲いたよ!上流の方は、白く満開の
大きい古木が見事でした。
★山桜で桜色の森の中を、白いカモシカが散歩。
★キジを見た!サルを見た!
←あと犬がいるといいね。
5月~6月
★東トイレ前の八重桜が満開! お見事!
★アオイトトンボ、みつけた!
★藤の花がきれい (中旬から)
★カジカがえるの鳴き声が聞こえてきました
ふゅ~ふゅ~っていう不思議な声です。
★赤と黄色の木苺みつけた。
★野うさぎ走る。結構おおきい
★瑠璃色のきれ~な鳥がいました。←おおるり
★銀竜草の群生をみました。(写真)→
★夜の森に…、ホタルが飛んでいましたよ。1匹。
夏 (深緑と川の涼しい季節・星空の素敵な夜)
クワガタやカブトムシ
(7月下旬~8月上旬)
川でオタマジャクシやカジカがいます。
アブや蜂もこの頃多く見られます。
8月上旬からは天の川に流れ星。
(運動広場からよくみえます)
★カミキリムシが炊事場に大量!
★今、夜空は星でいっぱい。流れ星もいっぱい。
★天の川の星空を…、
不思議な星(UFO??)がいくつも北から南にふらふら行ってました。
★カブトムシのオス発見!駐車場近くの森。
★クワガタ・カブトムシが夜の電気に集まってきたよ。
★ザリガニ・おたまじゃくし・カニをつかまえた。川に返してあげた。
★魚のカジカをみつけた。メダカみたいなカジカの子供も。
★バッタ・コクワガタ・ミヤマカミキリ・イタヤカミキリ・ナナフシ
ヘビトンボ・オニヤンマ…
★色んな種類のトンボのヤゴ、調べました。
オニヤンマ・コオニヤンマ・エゾトンボのヤゴ…
秋
紅葉とどんぐりいっぱい。
グリム童話に出てきそうな面白い色んなキノコが出てきます。
決して食べないでね。
木の実や赤や黄色の葉っぱを集めて、クズのリースに飾り付け。
木の実をくっつけて人形を作り。
そんな色んなアート的な楽しみの出来る季節です。
冬 森は雪に埋もれて入れません。
それでもかたわらで雪すべりしたり、大事そうに雪を持って帰ったり。
よく見ると雪の上には、動物の足跡がいっぱいです。
★山桜で桜色に染まったいこいの森を、朝カモシカがゆったりお散歩。
「おはよ」ってあいさつしました。ま~白なカモシカでした。
★バンガロー宿泊。朝7時に白いカモシカに会いました。
※今年は、カモシカに会った人が多いです。
※秋取山でゆっくり座っていると、白いカモシカがくるらしいです。
★落ち葉に目が合ってびっくりしたら、20cmウサギの子供。
30分も落ち葉の中にペタンて座っていました。
★タヌキいました。
★テンいました。
★サル15匹くらいがいた。石の上でボスが見張ってた。すご~い迫力
★モグラ死んでました。
★鹿に会ったよ~。←カモシカじゃなくて鹿だったって、ほんとに~??
★サルの大集団。50匹、100匹位いたのかも~。
ここの川には、イワナやカジカがいます。
写真は、カジカ。
夏には小さなカジカの子供がたっくさんいますよ。
水中眼鏡で川の世界を見てみましょう!
ただお願いが…、カジカはホントに綺麗な、冷たい水にだけに住める魚です。
カジカを捕まえても、川に返してあげて下さい。
水温が上がるだけで、半日で死んでしまうのです。
それから川に、「変なのがいる」という報告が時々あります。
変なの見つけた人、事務所に教えて下さいね。
… 後日、「変なの」を見つけて来てくれた子がいましたよ。
1cm位の黒い細長い生き物。
水の中で縦に浮いて、クネクネクネクネ、踊り続けているんです。
やっぱり「変なの」としかいいようがありませんでした。
あれは「誰?」 正体を知っている人は教えて下さいね。
これは、だれ??
黄金をまとった豪華な昆虫です。
知ってる人いたら教えて下さいね。
テント泊した男の子がね、トカゲの子供とと友達になりました。
トカゲは、すぐに逃げるのが普通なのですが。
男の子の手や服にずっとくっついて遊んでいました。
お別れをして置いていった2時間後、今度は別の男の子とお友達になっていましたよ。
虫は捕まえるのではなく、お友達になるつもりでね。
… もうあれから1ヶ月経つというのに…
この赤ちゃんトカゲ、まだウロウロしてるんです。
でもあの男の子みたいに気に入ってくれません。
これは、誰でしょう??
「毛虫の赤ちゃんとお母さんです」
それにしても大勢おんぶしてあるくんですね。
すごいですよ。
15cmもあるナメクジさんです。
森をバックに、素敵でしょ!
理科の先生が、川の石をひっくり返してはみていました。
石の裏に引っ付いている「プラナリア」を生徒にに見せてあげたいらしくて。
わかります?たった数ミリのペッちゃんこの生き物です。
なあ~んと!!
カッターで切ると2匹になるそうです。
で、時には自分で切って2匹になるそうです。
川の石をめくってみてください。
もしかして数ミリの不思議な生き物「プラナリア」に会えるかもしれませんよ。
森ネズミ編①
ここにはヒメネズミやアカネズミといった、かわいい森のねずみがたくさんいます。
★ある朝出勤し、事務所に入ってび~っくり。
床全面が丸めたティッシュだらけ、しかも机の引き出しみんなパンパンにティッシュが詰めてあるのです。幽霊のしわざか泥棒か~、一応駐在所に報告しました。
そして、また翌年あったのです。机の引き出しにパンパンにティッシュが詰められていました。
なんと犯人は、森ネズミ。空になったティッシュボックスの際にネズミの糞がたくさんあったからわかりました。
300枚のティッシュを1枚ずつせっせと取り出して運んでは、引き出しに詰めていったんです。
しかも1mmも隙間のない引き出しにどうやって、ティッシュを詰めたのでしょう。
たぶん、森のネズミはワープ(空間移動)できるんです。
でもティッシュは、隙間ない引き出しにどうやって入れたんでしょう????
ウルシ編①
かぶれると大変なウルシやヤマウルシは、地下茎ですごい勢いで増えていきます。
小さい子がかぶれるとかわいそうなので、毎年数百本抜いてます。
★今年も大量に抜きました。
予測通り私の顔は焼けて夜も眠れず腫れあがり、朝には頭痛。具合悪い~。
ウルシに謝った方がいいんじゃない?ってアドバイスの元、さっそく森に行き謝りました。
「ここはみんなが楽しむ場所なので抜かせてもらいました。いつも協力してくれてありがとうございます」
とその瞬間ですよ~!!
頭痛も具合の悪さも一瞬できえました。腫れも少しひきました。
ここの森の住民たちは、広い心でみなさんを迎え入れてくてるつもりみたいですよ。
森に来たら「おじゃまします。よろしくね!」ちょっと言ってみてください。
人にだったらちゃんと「ごめんね、ありがとう」をいうのに、他の生き物には全くいうの忘れていました。
ウルシのお蔭で、これまで色んな生き物に失礼をしていたことを大きく反省し、食べ物には、ありがとうって思うようになりました。
ウルシ事件以来、時々「今日もみんなに楽しい時間をおねがいします」
夏の大勢来た時には森に「どうもありがとう!」って
本当に思うようになりました。
カブトムシ・クワガタ編①
街灯のある炊事場にカブトムシとクワガタがいました。
ただ、カラスに食べられたようで、2匹とも頭と前足しか残ってないんです。
*カラスは硬い頭は残していくんです。
でも2匹ともすごいんです。気持ち悪いなんて言わないで下さいね。
それでも頑張って2本の前足だけで歩いていたんですよ。
その後も数匹、そういう頭だけで生きているカブトムシを見ました。
虫たちのすごい生命力をみました。
それにしても、自然界は厳しいな~。
カブトムシ・クワガタ編②
カブトムシもクワガタも、夜の街灯に集まって来るんです。
だから私がトイレや炊事場の掃除中に、彼らを見つけます。その度にほこりまみれの体を水で洗ってあげます。両手がふさがっているので服に捕まらせておくと、仕事中もずっと私に乗っているんです。「森に帰れば」っていうのにですよ。
なのでカブトムシに会いたくても会えない子たちに、会ってもらうことにしました。
カブトムシに会いに来ても、怖くて触れない子もいます。
逆にバッて取って足をもいじゃう子もいます。
でもね、子供たちがカブトムシに「触らせてください」「こっち来てください」っていうと、不思議なんですよ。
最初は避けていたカブトムシが、自分から手に乗ってくるんです。
スッカリ仲良くなって、帰りには「カブトムシさん、ありがとう!」ってみんないうのです。それはお父さんもお母さんも子供も。
虫とでも、仲良くなれるもなんですね。
もしカブトムシや・クワガタに会うこと出来たら、目を見て下さい。
かわいい目をしているんです。あれを見ると仲良くなりたくなりますよ。
夏休みも終わったので、子供たちと遊んでくれたカブトムシとクワガタ5匹、
森に帰ってもらいました。
緑のバッタもでした。
「子供が来てください」っていうと、ほんとに手の平に歩いてくるんです。
ビックリしました。
(ご報告)
昨年夏、カブトムシのオス・メスペアを連れて帰った男の子が、
大切に2匹を育てた結果、20匹以上の子供を森に返してくれました。
仲良く記念写真をとったとのこと。
森から生き物を連れて帰ったら、住み心地いいように、
喉乾いたりお腹すかないように… 大切にしてあげて下さいね。
仲良くやってくれると嬉しいです。
みんなの知らない未知の森、まだまだたくさんあります。
また書きます!